左手だけ痛ネイル

不安定なカナちゃんの日常

冬がいつもしんどいくなるの、ここ数年ずっとなんだし、そんなにおどろくことでもビビることでもないのはわかっているもののやっぱり12ヶ月のうち9ヶ月も前のことはもう忘れちゃうし、うつ症状は毎度毎度新鮮な感覚である。

寒いというだけで調子が下がるのだから、きっと北欧の国に住んでいたら一年も経たずに自殺してるだろうな。北欧は幸福度が高い。でもそれはきっと気温が低くて雪まみれで日照時間も短い生活の中で見つけた唯一誇れるポイントなのかもしれないな。最近ふたりパパという北欧のゲイカップルのYouTube見るのが好きで何でも北欧北欧と考える。

それでもヘッドホンつけたらいきなりビートルズsiriが流してくれたりするもんだからまああとちょっとがんばってみるかという気持ちになる。最近インタビューしたモデルさんの文字起こしをやっていたのだけどあまりにもいいことを言っていて泣けてきてこの2週間先に起こるだろうめんどくさくてつらいクソすぎる日々もこのひとのインタビューを思い出せばがんばれるかもしれないというくらい。モデルさんだからもちろんファッションやメイクやへあの話になるのだけど、それはもう世の中のどんなことにでも置き換えられるようなことで。ちゃんと原稿書こう。

こういう素晴らしい出会いがあるからやっていてよかったなと思う反面、素晴らしい出会いは数えるほどしかなくあとはただ消化と忍耐、諦めと創造をくり返す。でもそれはお金をもらうためなのだろう。あたしが死にたいって喚くと、「どんな形でもいいから生きて」と励ましてきた人たちは、その言葉をかけることであたしが励まされるわ〜とでも思うと思ったんだろう。どんな形でも生きた場合でも、生きているだけでお金が発生する。災いに巻き込まれる。ストレス耐性が高いか低いかは別として、その災いに巻き込まれてもう無理だってなったらマタ死にたいって喚くんだ。だから別に変わらない。

この仕事しかできない。でもこの仕事がしんどい。堪え時なのかもしれない。ここでやめたら今までやってきたキャリアの積み上げが止まってしまう。キャリアがすべてじゃない職業でやっていける自信も自分を保てる自尊心も残ってない。適応能力もチャレンジ精神もいつ失ったかわからない。この仕事しかできない。無責任に生きろと言われることがどれだけしんどいか考えている。