左手だけ痛ネイル

不安定なカナちゃんの日常

行儀よく書くの疲れたので

提題の件、指定字数内に書くのも丁寧な言葉選んで書くのも誰かになりきって書くのもそれらを書くために本読んだりするのも疲れた。「いかがでしたでしょうか」と締めるクソ雑魚記事を読むのも見るのもうぜえ。ライターとは便利な言葉で、名乗ったら名乗ったもん勝ちらしく、あいつらは何をもって「Webライターです」とかって名乗ってるんだろう。「〜おもいます」とかってわざわざ開くエモ文学とか糸井構文も黙れよって思う。思いますくらい漢字で書け。別に自分の流儀を押し付けたいわけじゃないが、言いたいことはたくさんある。

 

30歳になるから自分のギャラ上げようと思う。出版社で3年、フリーで5年。もう十分だろ。前はこんな私にお願いするなんてと無駄に卑下してたけど私には私なりの価値があるんだって徐々にやっと自信がついてきた。だから舐めたギャラで依頼してくるおばさんとか年下だからってだけで馴れ馴れしく上から目線で話しかけてくるオジサンとか人生に必要ないひとは抹消してくよ、あたしもおばさんになるんだって思ってさでさこの前ちょっと戦ってみたら、普通に対応してもらえてギャラ上がったし何ならあたしに対する舐めた態度が消えた。なんだこれって当たり前の権利だったんだね。若いからって我慢する必要ない働く分対価はもらう。

 

この前初めて会った40代後半くらいの男性編集者に完全に見下されたんだけど、そんときは紹介で行ったからそいつにとっては「思ったよりも若くて背が低い女のライターがきた」みたいな態度されて、あたしが打ち合わせで発言するたびに「お?お?どうした?どうした?」「よっ待ってました!」みたいな感じでわざわざそういうこと言って煽ってきてほんとに気分悪くて死ねよって思って 極め付けは「『女は見た目が10割』って本ありますよ」ってなんか振られたんだけどあんたそれふつうにセクハラだからな? なんかうまく言えないけどすごく態度が侮辱的だった「まだそんな古いこといってる本がこの世に存在するんスね」などと流したが、悔しいがたしかにそいつの言う通りで女は見た目が10割だからあたしみたいな背が低くて細くて頼りない黒髪ショートで化粧っけのない顔も弱そうな女が実力や実績抜きにして舐められるんだよな。もしあたしが菜々緒みたいなつり目のするどい顔で、体格が吉田沙保里で、アイラインがんがんに引いて金髪で10センチのピンヒール履いてたらどうだった? そいつの仕事はいろいろあってなくなった。私が8年出版業界で働いてきた中で聞いたことのないくらい低い金額で依頼されたから。前にはあちゅうか何かが「舐められないために金髪にした」などと言っていた意味がわかった気がする。あたしもブリーチを視野に入れる。ブルベだからたぶん似合わないけど。

 

勢いではじめたが、まだ公開するかはわからない。誰かに見せるわけではないが、たぶんみてくれるのはあゆとちなってぃーくらいだろうな