左手だけ痛ネイル

不安定なカナちゃんの日常

おどろきのからだ

びっくりするくらい調子が悪くて、やっぱり冬のせいなのだろうか。なにをするのにもやる気が出なくて、こわくて、誕生日にもらったLINEとかも返すの怖くなったりしてしまう。すべてが悪循環。山本文緒さんはうつ病がちゃんと治るのに11年かかったと本に書いてあった。よくなったり悪くなったりを繰り返して、でも通院は続けて、ときには入院をして、薬のちからをかりて眠って。そういうもんなんだと思う。

本当に調子が悪くなったのはわたしが25歳頃、そこからもう5年経ったが、いつが治りの境目だったのかずっと謎だった。薬を飲み続けてもいないし、カウンセリングはたまに通うくらいだったけどそれでも自分が正常なのか異常なのかがよくわからなかった。でも今日1年ぶりに「病院に行かないとまずいな」と本能的に思って、主治医に会って薬を処方されたことを考えるとまだまだちゃんと調子悪いんだなと思った。しんどい。一生この憂鬱が続くのだろうという悲観的観測しかできない。理由がなくても涙が出たり、やろうと思った仕事やメール、友達へのLINEの返事も、ちゃんとできるのに半日を要する。今は薬があることだけが救いである。